あくたろう
鹿児島市 相良酒造
特製白麹で醸された、やわらかい味わいの中に旨味とコクを感じながら、キレの良いスッキリした芋焼酎です
●鹿児島市の上町にある相良酒造は270年以上の歴史を持つ伝統蔵です。
相良家の祖先が元和元年(1615年)球磨(人吉市)から鹿児島に移り、享保15年(1730年)相良仲右衛門が酒屋を開業し藩政時代は島津どん(殿)にも酒を納入したと伝えられています。
現社長・相良栄二氏は九代目にあたるそうです。
●89歳となられた相良栄二社長が最後の作品としてつくりあげた芋焼酎とうかがいました。
風味豊かでさわやかな芋焼酎造りを念願し、種麹屋の老舗・河内源一郎商店に依頼して開発された特製の白麹菌を使って醸しました。
契約農家の有機栽培芋コガネセンガンと内地米を原料にこの特製白麹で醸した芋焼酎は、芋の優しい香りに やわらかい味わいの中に旨味とコクを感じながら、キレの良いスッキリした仕上がりです。
シンプルの中に、しっかりした旨味を感じるのはさすがです。
スタッフと試飲しましたが、ロックがあいます。それと意外にとお湯割りががあうように思います。
「悪太郎」という酒名は、狂言劇「悪太郎」からとったそうです。
【あらすじ】
大酒のみの悪太郎は、伯父がその行状を気遣っていると聞いて気に入らず、押しかけていって薙刀を振り回し、事々に嫌味を並べながら大酒を飲み、帰る途中泥酔して道端に寝込んでしまいます。
甥の酔態を心配して様子を見に出た伯父は、この態を見て何とか改心させたいと思い、寝ているうちに薙刀を取り上げ、頭を剃って法体にし「南無阿弥陀仏」と法名を付けて帰っていきます。
やがて目を覚ました悪太郎は、変わり果てた自分の姿をてっきり夢のお告げと信じてしまい、心から前非を悔い、以後一心に弥陀に従じることとなります。
《瓶裏のラベルに記載されています》
この「悪太郎」銘の焼酎も、出来たばかりの時はあらい風味もありますが、経時とともに芳醇な風味に変わることを見極め、新麹と丹念な造りとの結晶を自負致します。
何卒、思いの一端をご理解いただき ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
○本商品は2019年1月出荷分から蔵元値上げとなりました。
弊店も2月より値上げいたします。何卒ご理解お願いいたします(2/2)
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(白)