お客さまから、「【黒島美人】と【だんだん】はどう違うの?」というお問い合わせがありました。
よく飲まれている有名な焼酎には、だいたい白麹仕込みと黒麹仕込みの2種類(最近は「黄」や「赤」なども増えています)があるのですが、鹿児島を代表する有名銘柄である「島美人」には、なぜかずっと「黒」がありませんでした。
ただ、「島美人」の蔵元である長島研醸には「島美人」と同価格帯の黒麹仕込み焼酎「だんだん」があったので、当店でも「だんだん」は「島美人」の黒麹版であると思いこんでいて、「だんだん」の商品説明文でもそのように書いていました。
昨年「黒島美人」が発売されましたが、今回お問い合わせがあってはじめて、当店でも「黒島美人」と「だんだん」の違いを明確に認識していないことに気がつき、蔵元に問い合わせてみました。
その結果分かったことは、
◯「だんだん」が3年以上貯蔵した原酒からつくられているのに対し、「黒島美人」は貯蔵1年未満の原酒からつくられている。
◯「黒島美人」は地下水をそのまま割り水として使っているが、「だんだん」は活性化プラントを通した活性化水を割り水としてつかっている。
とのことでした。
また、これまで「黒島美人」がなかった理由は、「黒島美人」という名前が商標登録されていて使えなかったという事情もあったそうです。
さっそく「だんだん」の商品説明文を変更しました。
※「だんだん」について調べていたら、「だんだん」のCM(たぶん鹿児島ローカル)がyoutubeにありました。いいCMですのでご覧ください。