いも焼酎の主な原料であるサツマイモの収穫期は、8月から12月頃です。
サツマイモは傷みやすく保存が難しい食材のため、サツマイモを原料とするいも焼酎の製造も、サツマイモの収穫期である8月から12月頃にかけて行われます。
今年の芋焼酎の製造は、数日前から各蔵元で始まったようです。
今年はサツマイモが不作だというようなことも耳にしましたが、いい焼酎をつくって欲しいです。
通常、いも焼酎は蒸留後、タンクや甕壺などでの貯蔵、ブレンドを経て味を調整し商品化されます。
ただ、1年の中で10月、11月ごろにだけ販売される「新焼酎」は、その年に仕込んだできたての焼酎をそのまま瓶詰めしています。
熟成されたまろやかさなどは少なくなりますが、できたてのガツンとした飲みごたえは、季節限定の楽しみです。
いも焼酎の製造期間は、見学ができる蔵もありますので、いも焼酎ファンのかたは、いつも飲んでいる焼酎がつくられているところを見てみるのも楽しいのではないでしょうか。