先日紹介しました「御嶽（おたこ）」をつくっている大浦酒造の商品が新しく入荷しました。

健康志向の方に一押しの、まろやかで旨口の熟成玄米焼酎です。

大浦酒造は明治42年創業の歴史ある蔵元です。

初代・大浦藤市（おおうら といち）氏が、よい水を求め 実家のある都城平江の地で焼酎造りを始めたことがはじまりです。

藤市氏は晩年、健康維持のため自ら栽培した玄米を食べていました。

８８歳のころ（昭和50年）、子供や孫と共に自身の晩酌のため食用の玄米の一部を使い、焼酎を仕込んだことが玄米焼酎の始まりです。

それが大変好評で、販売するようになったそうです。

玄米は、白米に比べて胚芽や外皮があり、栄養を豊富に含んでいるという健康面でも嬉しい要素が詰まっています。

玄米でつくった焼酎は健康志向の焼酎と言えます。

ところで、大浦酒造では玄米焼酎の製造を平成７年までしかおこなっていないそうです。

現在、販売されている玄米焼酎は 蔵で十分に寝かされた原酒でつくられていることになります。

試飲すると、豊かな熟成香に、甘みを感じるまろやかな飲み口で、コクもあります。

玄米特有のクセを覚悟していましたが、気になりません。

ロック、水割りもいいですが、この焼酎の良さを味わえるのはお湯割りだと思いました。

香り、旨味、喉越し、後口・・なかなかです。

平成７年から製造されていないということで 何時まで仕入れることができるのか・・・・

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