●大分県と福岡県境の近く、九州山地の美しい山々に囲まれた日田市は、これら山系から流れ出る豊富な水に恵まれた地です。
そして、古くから北部九州の各地を結ぶ交通の要所として、江戸時代には幕府直轄地・天領として西国筋郡代が置かれるなど栄え、当時の歴史的な町並みや伝統文化が残っています。
この日田市にある老松酒造は、寛政元年（1789）創業という歴史のある蔵で、現当主は11代目となるそうです。

そして、また日田市は大分県内随一の梨産地として知られています。
夏・冬、昼夜の気温差が大きい盆地特有の気候は梨の栽培に適した気候風土で、その中で育まれた「日田梨」は、香り・糖度ともに最高級品として国内外に出荷販売されています。

●この日田の梨と老松酒造の醸造技術とのコラボで誕生したのが「なしのお酒 梨園」です。

　　○高級品種で、糖度が高く少し酸味がある「豊水」と、香りが良い「新高」の果汁を
　　　併せて、１瓶におよそ梨1個分が含まれています。
　　○地元出身で、カクテルコンテストで多数の入賞歴のあるバーテンダー・江田毅久氏
　　　が監修しました。
　　○ボトルの紙包みは、梨の摘果後に一個一個手作業で袋掛けをする紙包みをイメージ
　　　しています。

●「梨園」の製造には苦労されたそうです。
梨のフレッシュな味わいを求めると、どうしても色（梨本来の淡い黄色）に変化がでてしまい、反対に色の変化を抑えようとすると味が変わってしまう‥‥‥

試作を重ね、目指した商品が出来るまで３年以上の時間がかかったそうです。

●淡い黄の色をした「なしのお酒 梨園」は、自然の梨のもつ「香り」「甘味」「旨み」の魅力が充分に引き出された梨リキュールです。
梨のフレッシュな香りに、梨の甘みと酸味が調和したとても飲みやすい味わいです。

冷やしてストレートや、ロックはもちろん、炭酸で割ってもお楽しみいただけます。