いけのつゆ こしゅ
熊本県天草市新和町小宮地 天草酒造
創業当時の甕と甑を使って25年ぶりに復活した手造りの芋焼酎の古酒です。豊かな熟成香にとろっとしてやわらかい甘みのある味わいです
●天草酒造は、天草群島の鹿児島寄り・下島の新和町小宮地にある天草唯一の焼酎蔵元です。
1899年(明治32年)創業の伝統のある蔵です。
天草は、その地理的要因から長崎、熊本、鹿児島の影響をうけて独自の酒文化が発展し 天草酒造も創業は芋焼酎
「池の露」にはじまるそうです。
その後、米・麦焼酎に専念され、蔵の定番・米焼酎「天草」は長く地元・天草で愛飲されてきました。
蔵は小さな港近くにあります。蔵から眺める景色・・穏やかな海に鹿児島県の獅子島や長島が浮かんでいます・・
はとても素敵です(この景色が蔵の四代目・平下 豊氏が復活した芋焼酎「池の露」のラベルに描かれています)。
●創業から昭和55年までつくられていた芋焼酎「池の露」ですが、四代目蔵元となる若き杜氏・平下 豊氏が平成18年(2006年)25年ぶりに復活されました。
創業当時の甕(かめ)と甑(こしき)を使って麹づくり(黒麹)をはじめ全行程手作業で製造した「池の露」は、シッカリしていますが口当たりは柔らかく甘みを感じる優しい味わいに仕上がっています。
「池の露」を長期貯蔵することで、とろっとして柔らかく飲みやすい焼酎になりました。長期貯蔵ならではの
角が取れたやさしい味わいと香りをご堪能下さい。
○グラスに注ぐと、豊かな熟成香が漂います。
○口に含むと、とろっとしてやわらかい甘みが口中に広がります。
長期貯蔵ならではの角が取れたやさしい味わいで飲みやすいですが
芯はシッカリしています。
○喉越しはまろやかで、甘みと微かな辛味を感じる余韻があります。
○ロック、お湯割り(ぬる燗)・・と何でもいけます。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(黒)