●いちき串木野市の大里にある田崎酒造は明治２０年創業の伝統のある蔵です。
「古来より稀に見る銘水」といわれるほどの水を探しあてた初代当主が、焼酎蔵を構えたことからはじまるそうです。

●蔵は、原酒の貯蔵熟成にこだわっておられます。
芋焼酎の熟成は難しいとされていたことに疑問をもった先代が、原酒の長期熟成に取り組み、芳醇でまろやかな味わいのある本格熟成焼酎をつくりあげました。
蔵では酒質向上のため原酒の貯蔵熟成にこだわり、定番の「七夕」も時間をかけて貯蔵してから出荷されています。
そして、貯蔵しないで出荷する「新焼酎」は、つくっていないとうかがいました。

蔵は「麹造り」にもこだわっています。
蔵を訪ね、工場を案内していただいたとき石蔵造りの麹室（こうじむろ）があることに気がつきました。全銘柄、「麹」は麹室で手づくりした米麹を使っておられるそうです。

●プレミアム熟成芋焼酎「碧酔譚（ひゃくすいたん）」は、蔵で熟成させた貯蔵芋をエクセレント菌を用い 低温発酵で仕込みました。

　　　※原料芋には　紅さつま、薩摩優（サツママサリ）、ベニオトメ、
　　　　白豊、黄金千貫　の5品種の熟成芋を使用しています

　　　※新種麹（エクセレント菌《河内菌E型》を用いて醸した芋焼酎です
　　　　エクセレント菌で醸した焼酎は、華やかな香りでフルーティーな仕上がり
　　　　となります

手掬いで丁寧に濾過することで、芋ならではの旨みを残しながら、3年以上熟成させたことでまろやかな仕上がりと なっています。

●多彩なコクを感じるロックや、香り際立つお湯割りなど・・お好みの飲み方でお楽しみください。