志布志市 丸西酒造
今年の幸湧香は自社栽培の浜小町!石蔵で糖化熟成した芋を三段で仕込みました。独特の香りに甘みを感じるまろやかな味わいに仕上がっています
●志布志市有明町にある丸西酒造は明治34年創業の長い歴史をもつ蔵です。
小さな蔵ですが昔ながらの手造り焼酎の伝統を守り続けています。
●蔵では、不純物を取り除くため 蒸留を早い段階で切り上げ、残りのもろみを翌日の蒸留に回すという独特の蒸留方法を用いたり、アルコール45%と通常よりも度数の高い原酒で熟成させるなど、独自の製造方法で口あたりのよい焼酎を造っています。
●「コウワカ(幸湧香)」は、丸西酒造が自社畑(農業法人 蓬原農場)で栽培する、毎年違ったサツマイモを
原料に仕込んだ芋焼酎のシリーズです。
それに、原料となるサツマイモは蔵の創業当時からある石蔵「百年蔵」でじっくりじっくり糖化熟成させてから
仕込むというこだわりをもって造られています。
今年は、苗植えから収穫まで自分たちでおこなった「ハマコマチ」を、石蔵で二ヶ月間熟成させて仕込みました。
エクセレント菌を用いて低温でゆ~くりゆ~くり発酵させ、三次仕込みで香り付け用の黄麹製酒母を「追い酒母」を
行うことで香りを強調するよう仕上げています。
ロック、水割り、お湯割り・・・等、飲み方を選ばないバランスの良い飲み口に仕上がっています。
○グラスに注ぐと、茹でたニンジンの香りが広がります。
ニンジン芋といわれるハマコマチだけのことはあります。
○口に含むと、最初は柔らかい口当たりの抑えた甘みを感じますが、
やがて甘み旨みが口中に広がります。
スムーズに喉を通り、旨みが余韻を残します。
○ロック、水割り、お湯割(ぬる燗)・・何でもいけます。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(エクセレント・黄)