さぼう たいかいあん
鹿屋市 大海酒造
茶葉を加えて発酵させた芋焼酎!茶葉の香り味わいが独特の味わいを醸しだす心地よい上質な味わいです
●鹿屋市街地からほど近い、肝属川のほとりに立つ大海酒造は、昭和42年(1967年)に地元の9の焼酎蔵元 (後に1社加入)が協業して創業されました。
地域に根付いた焼酎造りを目指し、芋焼酎に使うサツマイモは全て地元・大隈半島の契約農家の方々に
栽培を委託しています。
また、水にもこだわり 飲みやすいスッキリタイプの芋焼酎を多くつくられています。
●「茶房 大海庵」は、紅はるか芋を白麹エクセレントで醸した二次仕込みに、有機肥料を使い
農薬になるべく頼らずにお茶栽培をおこなっている志布志市有明町の「和香園」の茶葉を入れて
発酵させ つくりあげた芋焼酎です。
蒸留は常圧蒸留です。
第一印象はお茶の香りと渋味の存在感。後につづくまろやかな甘みが心地よい上質な味わいです。
○グラスに注ぐと、お茶の香りに甘い芋の香りが一体となったような香りが漂います。
○口に含むと、お茶の香りと渋味が口中に広がりますが、しばらく
すると芋の甘み旨みが感じられるようになります。
全体としてはやわらかい味わいですが、表現が難しい独特の旨みを感じます。
喉越しはまろやかで、後味に茶葉の旨みを感じました。
○ロック(ちょっと水を加えて)、お湯割り(ぬる燗)ともいけます。
ロックでは茶葉の味わいが印象的で飲みやすく、お湯割りは芋の旨み
が優っているように感じました。
この焼酎も とても表現が難しくて何回も試飲を重ね酔ってしまいました。
やはり、芋100%の焼酎とは違いますが美味しいです。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(白エクセレント)