●明治２８年（1895年）日南市飫肥で創業した伝統酎蔵・酒蔵王手門は、平成１７年（2005年）醸造所を同じ日南市 の緑豊かな山々に囲まれた北郷町大藤に移転新設しより充実した焼酎造をはじめました。

広い敷地の中にある蒸溜所には醸造設備が整然と配置され機能的という印象をうけました。
蔵では独自のこだわりでインパクトのある焼酎づくりをされています。

●「梶並（かじなみ）」は、宮崎県小林市にある「梶並農園」で栽培された黄金千貫芋でつくられました。
「梶並農園」さんは料理界では名の知られた農園です。地元だけでなく福岡・名古屋・東京などの三ツ星レストランのシェフなどが直接買い付けに来られるそうです。

農園は小林市南西方、標高400mの高台にあり 肥沃な火山灰土と寒暖差のある厳しい気候の中で50種類以上の野菜を育てています。
この農園で栽培してもらった黄金千貫芋を宮崎産の新米コシヒカリを麹米（白麹）に丁寧に仕込んで、 高橋杜氏の新たな代表作とも言える芋焼酎に仕上がりました。


【蔵のテイスティングノート】

　・蒸した蜜芋のような芳醇な香り、トーストからほのかに香るロースト香。
　・ゴージャスかつエレガントな立ち居振る舞い。
　・思わず咀嚼してしまうほどの濃厚な甘み。
　　何度も口にしたくなる素晴らしいキレ。
　・お湯割りにすることで伸びのある甘みが発現、香りは蜂蜜様が強まり よりセクシーに。