●出水市高尾野町にある神酒造は明治５年(1872年)創業で、鹿児島でも歴史ある蔵の一つです。
レンガ造りの煙突（現在は使われていない？）が風格を感じさせます。

●蔵では創業当時より使い続けている和甕にて、すべての一次仕込みを行っています。
また、昔ながらの伝統製法「手づくり」の造りにも力を入れています。

●「いぶし銀コガネマサリ」は、全国の地酒屋有志グループ「黒あげはの会」指定蔵元第2号の芋焼酎です。
この芋焼酎も「黒あげはの会」ならではのこだわりをもっています。

　○「いぶし銀（プロフェッショナルな熟練蔵人）」という言葉を酒名に打ち出してい
　　ます。
　　蔵の覚悟の表れ？でしょうか。

　○実際、プロフェッショナルな熟練蔵人の技でつくられた芋焼酎です。

　　・コガネマサリ芋を焼き芋にして黒麹で醸し蒸留後の濾過は最低限手ですくい取る
　　　だけにとどめて旨み成分を残した「焼き芋焼酎」に、2年貯蔵のコガネマサリ焼酎
　　　を加え、香りのエッセンスとして17年間熟成した全麹米焼酎をブレンドして仕上
　　　げています。

　　・仄かな焼き芋の香りにバニラのような甘い香りが加わり重厚感が感じられます。

　　　○グラスに注ぐと、豊かでとても良い芋の香りが漂います。甘い香りも
　　　　時々顔を出します。
　　　○口に含むと、奥深く芳醇な旨みが口中に広がります。
　　　　やわらかいですが飲みごたえがあり、喉を通るとサ～ッと消える感じ
　　　　ですが、微かな旨みが余韻を残します。
　　　○ロック、水割り、炭酸割がオススメです。