●鹿児島酒造阿久根工場は肥薩おれんじ鉄道・阿久根駅のすぐそばにあります。
鹿児島酒造の総杜氏として活躍された故・黒瀬安光氏は2018年暮 急逝されましたが氏は自身の技を 引き継ぐ蔵人たちを長年にわたり育成してきました。

弓場 裕杜氏を中心とする鹿児島酒造の蔵人たちは 故・黒瀬安光氏の精神と技を引き継ぎ、日々焼酎づくりに 精進し特色 のある味わい深い商品をつくりだしています。

●鹿児島酒造と言ったら「焼芋焼酎」というイメージを人々に抱かせるほど、群を抜くウマさを見せつけるこの「やきいも黒瀬」。
芋は焼いて食べたほうが美味いという黒瀬安光杜氏の発想をもとに誕生した焼酎です。

原料となる芋（黄金千貫）を焼いて製造していますが、最も苦心したのは「香りと甘味のバランス」だったとうかがいました。
焼き芋の香りを強く出すため、焼くときに焦げるくらいに焼かないと良い香りが出ません。しかし、あまり焼き過ぎると焦げた 香りがして良い焼酎になりません。
故黒瀬安光総杜氏は１０年余の年月をかけて納得できる焼芋焼酎をつくりあげたそうです。

●今年の「紅やきいも黒瀬」は、特性の際立った「紅芋」を厳選し、自社窯で丹精込めて焼き上げてつくった焼酎をブレンドして造りました。
ブレンドすることで、バランスの取れた濃厚なやきいも焼酎に仕上がっています。

　　　焼芋の香ばしさが崩れないロックも良し！
　　　ゆっくりとお湯割りでいただくのも良し！
　　　どのような料理にも合うよう自身をもって仕上げました。
　　　今宵【紅やきいも黒瀬】で楽しいひとときを！

　　　○グラスに注ぐと、香ばしい甘い芋の香りが漂います。
　　　○口に含むと、コクのある旨み・甘みが広がります。
　　　　濃厚ですがクセのないしっかりした味わいです。
　　　　喉越しは軽やかで、甘さを感じる余韻が残ります。
　　　○ロック、水割・・お湯割りと何でもあうように思います。
　　　　ロックで飲むと甘味と旨味が一段と広がります。
　　　　お湯割りでは、香りと旨みのあるやさしい味わいを楽しむことができます。

濃厚ですがバランスが良くスムーズに喉を通ります。