こまつたてわき ちょうきじゅくせいあらろか
南さつま市 吹上焼酎
優等賞を受賞した原酒を5年以上の歳月をかけ熟成させました。旨味成分を残すため荒濾過で仕上げたまろやかで深みのある味わいの芋焼酎
●明治29年(1891年)創業の吹上焼酎は、南さつま市加世田宮原の田園地帯にあります。
田圃越しに見える 壁面に書かれた大きな「小松帯刀」「かいこうず」の文字が醸造所の目印です。
●小松帯刀は吉利郷(現 日置市吉利)の領主で、西郷隆盛を支え幕末維新の影の立役者として活躍した薩摩藩の
名宰相でした。その名を冠した5年熟成の芋焼酎です。
芋焼酎「小松帯刀」は南薩摩産の良質な「黄金千貫」芋を原料に黒麹で醸されています。穏やかな香りに甘味が際立つまろやかな味わいの本格芋焼酎です。
この「長期熟成荒濾過 小松帯刀」は、平成26年(2014年)熊本国税局焼酎鑑評会で優等賞を受賞した「小松帯刀」の原酒を、5年以上の歳月をかけじっくりと熟成させました。
長期貯蔵による熟成効果に、旨味成分をしっかりと残すため濾過を最小限に抑えた「荒濾過製法」で まろやかで深みのある味わい仕上がっています。
○帯刀は1835年薩摩国喜入領主・肝付兼善の三男(肝付尚五郎)として生まれ、吉利領主である小松氏の養子となって
家督を継ぎます。
○1861年、斉彬の死後国父として薩摩藩の実権を握った島津久光にその才能を見出されて側近として取り立てられ、
翌年、久光の上洛に従って上洛し、帰国後は家老となります。
帯刀は、京都で主に行動し、朝廷や幕府、諸藩との連絡・交渉役を務めます。そこで坂本龍馬と親友となり、龍馬が
お龍を妻として娶ったときその世話役を務めています。1866年(慶応2)1月、西郷隆盛とともに木戸孝允らとの間で
薩長連合の締結に尽力します。
○明治維新後もその交渉能力を買われて参与、そして外交官副知事となりますが1870年に36歳の若さで亡くなります。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(黒)