●垂水市市街地から高城川をさかのぼっていくと新御堂に八千代伝酒造猿ケ城蒸溜所があります。
森に溶け込むように蒸留所は立っています。

小さな山が蒸留所の敷地といった感じで、入口から急な坂を登っていくと事務所や貯蔵庫などがある建物があり、そこからまた坂を登っていくと蒸留所の建物があります。
貯蔵タンク群は更にその上にありました。

もともとの自然を残した敷地内は　よく手入れされ、小さな泉や流れもあり公園のようです。
空気も澄んでいて 都会の方だったら1日いても飽きないかも・・と、思えるくらいの自然環境です。

●「むろか八千代伝」は、麹用米は全量・自社栽培したヒノヒカリ、原料のサツマイモも全量自社栽培の黄金千貫芋！
この米と芋を使って白麹と黒麹で醸しました。

サツマイモはその日仕込む分だけ収穫し、甕壷で仕込む当日収穫・当日仕込みを行いました。
そして、蒸留したての原酒を１ヶ月半（ひとつき半）寝かしただけで、無濾過・無調整のままアルコール分２５度に割り水し、そのまま瓶詰めしています。

　　※日本初の完全ドメーヌ芋焼酎です。
　　　ドメーヌとは、主にフランスのブルゴーニュ地方で使用されており、
　　　ブドウ栽培から醸造・熟成・瓶詰めまでを自分たちで行う生産者を
　　　指します。

甘くて香ばしいなかに、旨みの凝縮感とキレのよい味わいに仕上がっています。
蔵オススメの飲み方は「お湯割り」ですがロックもいけます。

○光の差し込みを避けるため、今年から「化粧箱入り」となりました。