てっかんくろ
薩摩川内市 オガタマ酒造
香ばしい薫りにキレのある手造り甕仕込みの黒麹本格派
●明治27年創業のオガタマ酒造は、薩摩川内市の郊外・永利にあります。
蔵は「温故知新」を理念に掲げています。
「先人たちの偉大な知恵を現代に蘇らせ、新しい形で生かします」
この理念のもと、昔ながらの製法にこだわった商品造り、 良い商品を今の時代にあった製品として蘇らせるというような過去の歴史の中から新しいものを発見するということをテーマにした焼酎づくりを実践されています。
手間暇かけた昔ながらの甕仕込と甕貯蔵で丁寧な焼酎づくりをされています。
蔵の焼酎は、とても「男っぽい」といったイメージがあります。
●「鉄幹黒(てっかんくろ)」は、良質のサツマイモ「黄金千貫」を原料に、麹室で手造りした麹(黒)を用いて甕壺で仕込んで醸しています。
黒麹特有の香ばしい香りのキレのよい辛口に仕上がっています。
白麹の鉄幹よりもよりパンチのある男性的な味わいですがスッキリして飲みやすいです。
●お湯割もいいですがロック・水割りもオススメです。
●酒名は、蔵のある薩摩川内市を愛した詩人「与謝野鉄幹」にちなんで名づけられました。
ラベルに描かれた着物姿の男性も与謝野鉄幹をイメージしています。
○平成21年5月、蔵を訪ねたとき 従業員の方が一枚一枚、鉄幹のラベルを手で貼り付
けている光景を目にしました。
案内の方が教えてくれたのは、「ラベルの縁がギザギザになってますけど、それも手でギザギザにしているんですよ。だから一枚一枚大きさが違います」。
そのくらいこだわっておられます。
●「オガタマ」という社名ですが
蔵と同じ町内にある石神神社の境内にあるご神木(国指定重要文化財:オガタマの木)にちなんでいます。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(黒)