さがらじゅうだいめ さらなるしんか
鹿児島市 相良酒造
サツママサリ芋を白麹で醸した原酒を3年間タンク熟成した限定焼酎。豊かな柑橘系の香りに、円熟味のある濃い旨み甘みのある味わいです
●鹿児島市の上町にある相良酒造は270年以上の歴史を持つ伝統蔵です。
相良家の祖先が元和元年(1615年)球磨(人吉市)から鹿児島に移り、享保15年(1730年)
相良仲右衛門が酒屋を開業し藩政時代は島津どん(殿)にも酒を納入したと伝えられています。
現社長・相良博信氏は十代目にあたります。
相良酒造は生産高が少なく、人の手をかけた丁寧な焼酎造りをする蔵として知られています。
●「薩摩優(サツママサリ)」芋を原料に白麹を用いて醸した2017年製造の芋焼酎原酒を、3年間タンク で熟成させた限定焼酎です。
《薩摩優(さつままさり)》
※「薩摩優(まさり)」は、淡い黄色の外皮に、中が黄色のサツマイモで、
焼酎用の主力品種・黄金千貫芋の系統を受け継いでいます。
黄金千貫芋より形が美しく、貯蔵性が良く、焼酎を醸造する際のアルコ
ール収得量も多く醸造適性に優れ、焼酎用サツマイモとして優れている
ため「優(まさり)」と名付けられました。
熟成させたことで柑橘系の穏やかな香りと、まろやかで深みのある進化を遂げました。
○グラスに注ぐと、穏やかですが柑橘系の甘い芋の香りが漂います。
○口に含むと、円熟味のある濃い甘み旨みが口中に広がります。
クセのないまろやかな味わいで程よい深みを感じます。
喉越しはまろやかで、微かな旨みが余韻を残します。
○骨格がしっかりしているのでロックのほかお湯割りもいけます。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(白)