やまとざくら ひかり
いちき串木野市 大和桜酒造
コシヒカリ・ヒノヒカリを麹用米に、手造りの麹と甕壷仕込で丁寧に醸された1年熟成の芋焼酎。力強い芋の香りに、濃く豊かな甘みが印象的です
●大和桜酒造はいちき串木野市のいちき地区(旧市来町)にあります。
国道3号線沿いに位置する蔵のすぐそばには、濱田屋伝兵衛蔵・白石酒造・若松酒造があり かつて交通の要衝として栄えた市来の繁栄ぶりをしのばせます。
●大和桜酒造は、少量生産の丁寧な焼酎づくりをされておられる蔵です。
米を蒸すのに洗米から全て手作業で“甑(こしき)”を使用して丁寧に蒸し、麹造りは麹室(こうじむろ)で「もろ蓋(ぶた)」を使い麹米をつくり、一仕込み・二次仕込みとも全量甕壷で仕込んでいます。
※焼酎づくりも終わった4月に蔵を訪れ、蔵内を案内していただきました。
石蔵造りの麹室の入り口は、木製の二重の開き戸になっています。そして、
今は使われていない麹室の内部は空調で温度管理されていました。
蔵の焼酎づくりに対する姿勢を感じました。
●「ヤマトザクラ ヒカリ」は、麹米にコシヒカリ・ヒノヒカリを用いて一次仕込・二次仕込とも甕壷で仕込んだ芋焼酎です。
そして原酒を約1年間熟成させて仕上げています。
※お米がコシヒカリとヒノヒカリの「ヒカリ」なので「ヒカリ」とされたそうです
穏やかですが力強い芋の香りに、濃く豊かな甘みが口中に広がります。喉越しは滑らかで、やや辛口の風味が余韻として残ります。
●しっかりした造りで、ロック、水割り、お湯割り・・と何でもいけますが、当店試飲では水割り派とお湯割り派にわかれました。
バランスのよい甘みが冴える水割りと、ふくよかな甘みが印象的なお湯割り・・甲乙つけがたいでした。
○本商品の魅力は、包装紙とラベルにもあります。
白い包装紙には「ヤマトザクラ」と書かれた札がさりげなく貼られています。そして、包装紙を剥がすと、ラベルが「蔵の前掛け」の瓶が現れます。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(白)