●蔵のある小林市須木（旧 須木村）は、熊本県との県境の山間部にあります。村には大小とりまぜ無数の川が流れ 大部分を緑に覆われた きれいな水と緑に囲まれた地区です。
「須木」の名は「杉」に由来するそうで、昔から良質な杉の木を産する林業が盛んです。

●すき酒造は明治末期の創業で、創業者宗三郎は京都より須木村に移り住み九州山地から湧き出る水に着眼し焼酎製造を始めました。

そして2010年8月、総木造りの新蔵が自然体験型の観光施設「須木すきむらんど」内に竣工しました。

内嶋光雄杜氏のもと、麹室でつくられた手づくり麹を用い、旧蔵から移した甕壷で仕込んだこだわりの焼酎がつくられています。

●「そげんわけもん」は、今年の初掘り芋（黄金千貫）を原料に白麹で醸した新焼酎です。

出来上がった原酒を、熟成（半年～1年）を待たず ３週間程の若い蒸留仕立ての芋焼酎を「無濾過」で出荷しました。 芋の香りが強く、しっかりとした甘味のあるフルーティーな味に仕上がっています。

●甘みのあるフルーティーな味わいなのでロックがあいますが、時間をおくと熟成がすすみますのでお湯割りでもお楽しみいただけます。

○グラスに注ぐと、芋臭い香りが漂います。甘い芋の香りも顔をのぞかせます
○口に含むと、荒々しい味わいのなかにフルーティーなシッカリした甘みを感じます。
　喉越しはまろやかで 微かな甘みが残りますが全体としてスッ～と消えていきます。
○一押しはロックです。
　時間をおくと熟成がすすみますのでお湯割りでもお楽しみいただけます。

「そげんわけもん」は蔵のある小林の方言です。
「そげん」は「そんなに、特別に」という意味で、「わけもん」は「若い、若者」といった意味です。

「そげんわけもん」は、しっかりした甘味のあるフルーティな味わいの「そんなに 若い」芋焼酎です。