ぼいとら
薩摩川内市 オガタマ酒造
黒蝶会番外編7号は「追い麹」でつくられました。豊かで華やかな芋の香にコクのある奥深い旨みが印象的な仕上がりです
●明治27年創業のオガタマ酒造は、薩摩川内市の郊外・永利にあります。
蔵は「温故知新」を理念に掲げています。
「先人たちの偉大な知恵を現代に蘇らせ、新しい形で生かします」
この理念のもと、昔ながらの製法にこだわった商品造り、 良い商品を今の時代にあった製品として蘇らせるというような過去の歴史の中から新しいものを発見するということをテーマにした焼酎づくりを実践されています。
手間暇かけた昔ながらの甕仕込と甕貯蔵で丁寧な焼酎づくりをされています。
●「ボイトラ」は、黒蝶会番外編第7号の芋焼酎です。
この商品も、裏クロアゲハ番外編ならではの「こだわり」をもってつくられています。
黄金千貫芋を原料として黒麹による甕壷仕込み木桶蒸留した原酒に 紅はるか芋を原料に黄麹で醸した原酒を交えて仕上げました。
黄金千貫の甘くふっくらした香りに華やかな紅はるかの香りがプラスされ、黄麹のもつ繊細さ、黒麹のコクとキレ そしてふわっと甘い余韻の残る味わいに仕上がっています。
※2024年版を試飲しました
○グラスに注ぐと、豊かでしっかりした芋の香りが漂います。
○口に含むと、コクのある奥深い旨みを感じますが、やがて ジワッ~とでてくる
程よい甘みが心地よいです。
喉越しもまろやかで 旨みが余韻を残しますが時間がたつとスッ~と消えていく感じです。
重厚で骨太を感じる芋焼酎です!
○蔵のオススメは、ロックとほんの少しだけの割り水。
お湯割り(ぬる燗)でもいけます。
●酒名の「ボイトラ(BOYS BE TRAD)」ですが、裏ラベルに書き込みがあります。
父さん、僕が昔に香ったあの懐かしい甘い芋の香りは この香りでしたよね・・・
そう、いつも初秋 アオアカネが飛び交う学校帰りのあぜ道まで匂ったあの甘い芋の香りだよ。
父さん、あの頃の香りと今も変わらないかな?
あの時の少年は大人になり、やがて伝説の焼酎杜氏となった・・・
【このストーリーはフィクションです!との蔵元の注書きがあります】
※(BOYS BE TRAD)は、少年よ伝統を守れ?といった意味?
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(黒・黄)