●種子島の西之表市にある種子島酒造は明治３６年（1903年）創業という伝統のある蔵です。
蔵のこだわりは、「かめ壺仕込み」と原料となる「サツマイモ」です。

蔵では「曽木農園」を設立し、栽培面積を広げながら原料芋の生産量を増やし全て自社農園産のサツマイモを使った焼酎造りを実現しています（農園は、安納地区を中心に20か所以上　計６０ｈａになるそうです）。
焼酎造りの工程ででる焼酎粕を堆肥として再利用し、減農薬・有機栽培を徹底し　高い品質の原料芋つくりを目指しています。
蔵の焼酎は、白豊芋・種子島紫芋・安納芋の３種類の芋からつくられています。

蔵では、伝統製法「甕壺仕込み」を守り続けています。

●「夢づる」は「種子島紫」芋を原料に黒麹で一次・二次ともかめ壺で仕込んでいます。

割り水には、約3千年前の古第３紀層の海底から汲み出した鉄分のすくない清らかな天然深層地下水（岳之田湧水）を使用しています。

ふくよかな甘さの中に上品な吟醸香に似た香りに、まろやかでソフトな口当たりの焼酎に仕上がっています。
とても飲みやすく、香りと味のバランスが良いのでつい飲みすぎてしまう焼酎です。
女性の方や芋焼酎初心者の方におすすめできます。

●ストレート、ロック、水割りがあいます。

日本ではじめて甘藷（サツマイモ）栽培がおこなわれた種子島を起点に、焼酎文化が「芋づる」のように逞しく伸びていくことを願って「夢づる」と名付けられたそうです。