こまつたてわき
南さつま市 吹上焼酎
「幻の宰相」の名を冠した低温仕込のまろやかな味わいの黒麹芋焼酎
●小松帯刀は吉利郷(現 日置市吉利)の領主で、西郷隆盛を支え幕末維新の影の立役者として活躍した薩摩藩の名宰相でした。その名を冠した焼酎です。
●明治29年(1891年)創業の吹上焼酎は、南さつま市加世田宮原の田園地帯にあります。
田圃越しに見える 壁面に書かれた大きな「小松帯刀」「かいこうず」の文字が醸造所の目印です。
●焼酎「小松帯刀」は南薩摩産の良質な「黄金千貫」芋を原料に黒麹で醸しました。
低温仕込みで仕上げられているため、穏やかな香りに甘味が際立つまろやかな味わいに仕上がっています。喉こしもなめらかです。
さらに出来上がった焼酎は約3ヶ月、しっかり寝かせてから出荷されています。
●芋のやわらかな香りと軽快でスッキリした味わいで、
お湯割りはもちろんロック・水割りなどもいけます。
○2010年の鹿児島県本格焼酎鑑評会芋焼酎部門で「総裁賞」代表賞を受賞しました
○帯刀は1835年薩摩国喜入領主・肝付兼善の三男(肝付尚五郎)として生まれ、吉利領主である小松氏の養子となって家督を継ぎます。
○1861年、斉彬の死後国父として薩摩藩の実権を握った島津久光にその才能を見出されて側近として取り立てられ、翌年、久光の上洛に従って上洛し、帰国後は家老となります。
帯刀は、京都で主に行動し、朝廷や幕府、諸藩との連絡・交渉役を務めます。そこで坂本龍馬と親友となり、龍馬がお龍を妻として娶ったときその世話役を務めています。1866年(慶応2)1月、西郷隆盛とともに木戸孝允らとの間で薩長連合の締結に尽力します。
○明治維新後もその交渉能力を買われて参与、そして外交官副知事となりますが1870年に36歳の若さで亡くなります。
●鹿児島限定の、小松帯刀像が描かれたラベルの焼酎です。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(黒)