さっしゅうまさむね だいぎんじょうしゅ
いちき串木野市 薩摩金山蔵(濱田酒造)
しばらく出荷されなかった「薩州正宗 大吟醸酒」が入荷いたしました。華やかな香りと、キレよくスッキリとした甘みのある酒質です
●いちき串木野市にある濱田酒造・薩摩金山蔵は、かつての世界有数の金山(串木野金山)の坑道跡で焼酎をつくり原酒を貯蔵しています。
鉱山の坑道といっても、三井串木野金山が1988年(昭和63年)11月 坑道跡を利用した遊園地・ゴールドパーク串木野を開園、地下に広がる大空間を整備してトロッコ列車で行けるような施設をつくっていました。
ゴールドパーク串木野は2003年閉園しましたが、その一部を利用して濱田酒造が焼酎づくりをはじめました(薩摩金山蔵)。
●全国で唯一、清酒の酒蔵がなかった鹿児島ですが、この金山蔵のなかに清酒の仕込み蔵(清酒蔵)が
出来ました。温度管理ができ、年間約6万リットルの清酒を製造できる施設です。
2012年、40年ぶりに鹿児島の日本酒「薩州正宗」が発売されました。
※鹿児島県酒造組合によると、1956年から1970年までは県内に日本酒の製造会社が
あったが、それ以降、40年以上途絶えていたそうです。
「純米酒」と「純米吟醸酒」の2種で、鹿児島の日本酒として当店でもご好評をいただいています。
●そして、昨年(2018年)「大吟醸酒」が発売されご好評をいただきました。
今年も鹿児島県限定、数量限定で発売となりました。
この大吟醸酒のお米は、酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)の代表ともいわれる兵庫県産の「山田錦」です。
38%に磨いた(精米歩合)お米を、いちき串木野市の冠岳伏流水で丁寧につくりあげました。
[日本酒度:+4 酸度:1.0]
青リンゴやパイナップルを連想させる華やかな香りと、キレよくスッキリとした甘みのある酒質に仕上がっています。
度 数:15度
原材料:米 米麹