しまびじん
出水郡長島町 長島研醸
現在の鹿児島を代表する定番の白麹焼酎
●鹿児島県最北端にある長島町の長島研醸は、昭和42年(1967年)島内にある酒造会社5社の共同瓶詰め会社として
つくられました。
各蔵元が、それぞれ伝統の技を使い醸し出した焼酎原酒を巧みにブレンドし、「さつま島美人」という商号で出荷し
ています。
※5社の原酒をブレンドする比率は長島研醸設立からのものだそうです。
酒質の違った5つの蔵元の焼酎が一体化して、焼酎本来の深い味わいと、
まろやかな甘みを醸し出しています
●長島研醸には島内各蔵元から運ばれてくる原酒を貯蔵するタンク設備、瓶詰のための最新設備が充実しています。
見学させていただいた時、酒造会社から原酒を運んでくる専用トラックが到着したところでした。
島内5つの酒造会社の一つである「南洲酒造」さんも見学させていただきました。
南洲酒造は山合の自然に恵まれた環境にありました。長島の赤土で育ったさつま芋をメインにした
県内産のさつま芋を原料に、手作業で植え込んだ米麹を用いて焼酎を醸されています。
原酒を1年近く貯蔵してから、長島研醸に運んでいると代表の小川氏に話をうかがいました。
●長島研醸の代表銘柄である「さつま島美人」は、芋本来の深い味わいと、まろやかな甘みの絶妙な味わいが
飲み飽きしない上品な余韻を残します。
お湯割りのほかロック、水割りもいけます。
○酒名は、島(世)の男性にいつまでも愛されるようにと願い「さつま島美人」と命名されたそうです。
度 数:25度
原材料:さつま芋 米麹(白)